ヒブワクチン

ヒブ = Hib(B型インフルエンザ桿菌) ワクチンは、関心も高く、これまでも多数の子どもたちにワクチン接種をしてきました。全世界的にも120カ国以上で導入され、Hib による髄膜炎はほぼ過去の病気になっています。日本での認可は遅すぎたきらいもあり、まだ接種費用が個人負担になっているのは大きな問題です。

Hib 髄膜炎ってどんな病気

個人的な経験ですが、研修医時代には、何例かの Hib 髄膜炎を経験しました。小さい子どもが発熱し、状態が芳しくない場合には、「髄膜炎」を念頭において治療するのが鉄則だと、先輩医師から何度も教えられたものです。のどや鼻から入ったHib が全身感染をおこし、脳や脊髄を覆(おお)う髄膜にも影響が及ぶので、腰から脊髄液を採取する腰椎穿刺(ルンバール)で診断します。抗生物質の大量療法で助かった子どももいましたが、中には悲しいことに重い神経の後遺症を残したり、亡くなった子どもも経験しました。現在でも、このHib 髄膜炎にかかる子どもは、日本各地で約 600人いると推測されています。また最近では、抗生物質が効きにくい耐性菌も増えてきています。

Hib 髄膜炎の予防法

1987年に、Hib に対するワクチンが開発され、1998年には、WHO の推奨ワクチンになり、日本でも一日でも早い認可をしてほしいのが、親御さんや、小児科医の共通した願いでした。ようやくその願いが自己負担の点を除き、一部かないました。このワクチンは、4回の接種を受けた子どもさんのほぼ100%に抗体(免疫)ができますので、特に 0歳児をお持ちの親御さんに強く接種をお勧めします。

接種のスケジュール

  1. 標準接種 接種開始年齢 2か月齢以上 7ヵ月齢未満
    • 初回免疫(3回) 3週間から8週間の間隔で。
    • 追加免疫(1回) 初回から半年〜1年後
    • 西成民主診療所では、原則として三種混合と同時に行っています。また、希望があれば、肺炎双球菌ワクチン(プリブナー)も同時に行います。
  2. 接種開始年齢 7ヵ月齢以上 12ヵ月齢未満の場合
    • 初回免疫(通常 2回) 3週間から8週間の間隔で。
    • 追加免疫(1回) 初回から半年〜1年後
    • 西成民主診療所では、原則として三種混合と同時に行っています。また、希望があれば、肺炎双球菌ワクチン(プリブナー)も同時に行います。
  3. 接種開始年齢 1歳以上 5歳未満の場合
    • 初回免疫(通常 1回)のみ
    • 西成民主診療所では、相談に応じて、三種混合追加接種と同時に行っています。また、希望があれば、肺炎双球菌ワクチン(プリブナー)も同時に行います。
個別のお子さんのスケジュールは、ご相談ください。

料金、予約方法

  • 1回につき、6,500円(ただし西成医療生協組合員に限ります。接種当日に組合に加入されても結構です。)
  • 電話や窓口にてお申し込みください。そのさい、お名前と月年齢をおっしゃってください。受け付けてから1から2週間くらいかかることがあります。電話番号 06-6659-1010 西成民主診療所

特報

2011年2月から、ようやく Hib ワクチンの公費助成制度が始まります。大阪市にお住まいの方は、西成民主診療所での接種は無料となります。これを機会にぜひご予約ください。

参考

メールでも、西成医療生協西成民主診療所では予約受け付けています。携帯でも、OK です。メー ル入力フォームから申し込んでください。

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