おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

耳の下が腫(は)れて「おたふく」かな?と思うときが多々あります。腫(は)れのひき具合と登園時期など迷うことが多い病気です。

おたふくかぜはどんな病気?

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎の通称で、幼児・学童期に流行するウィルスによる急性の伝染病です。潜伏期間は、1 週間から10日ですが、伝染力はあまり強くなく、いっしょにいても、うつらないことや、あまり症状も出ず、おたふくかぜの抗体だけできるといった「不顕性 感染」の場合もあります。たいていは、終生免疫といって、一度かかると、二度とかかりません。耳下腺がはれる別の病気もありますので、かかったかどうか正 確に知るためには、症状がでてから、2週間後に、抗体の検査をします。ただし、検査の結果がでるのにもう1週間かかるので、抗体の検査は、症状のある時に 診断をつけるのには、役たちません。

家ではこうしてあげて!

ウィルスによる病気ですので、特効薬はありません。家庭では、安静第一で、もちろん外出や風呂もいけません。腫れて いるのが最高潮で、痛みがひどいときは、食事は、あまりかまずに食べられるようなものにします。腫れているところに湿布をし、熱が高いときには解熱剤を用 いるようにして、様子を見ます。

病気のなおりぎわに用心を!

腫れもめだたなくなり、熱も下がり、痛みもなくなれば、すぐにふだんの生活に戻してしまいがちですが、まだ炎症がお さまっているとはかぎらないので、登校や登園の時期は、必ず診療所で相談してください。また、なかには、髄膜炎などの余病があるので、いったん症状がおさ まっても用心が必要です。一度下がった熱が、また出てきたり、頭痛やはきけが強い場合は、診療所を受診するようにしてください。

予防接種のこと

おたふくかぜに、かからないために、予防接種があります。小児科では、1才から行っています(予約制)。幼稚園・保育所など集団生活をしている場合は、診療所でご相談ください。

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